編集係よりお知らせ ほか
もうすぐリニューアル!
2025-06-23
HPの安全性を一層高めるために、現在リニューアル工事をしています。7月に始められるよう、準備していますので、お楽しみに。
夏も近づく八十八夜~
2025-05-20
夏も近づく八十八夜は過ぎたものの、まだ夏はいいよと思っていますが、今日は関東の一部で35℃以上の猛暑日になるかも、というニュースを聞きました。
まだ五月ですよ。夏が思いやられます。
そういえば最近、屋外で飼われている犬が少なくなったように思います。もう無理ですよね。
実はかまぼこづくりにも気温は大いに関係しています。
練ったり成形するまでは練り肉の温度が高くなってしまうといい蒲鉾になりません。ですので昔から夏には氷を打ったり、そもそも御影石の石臼を使って練ったりと先人の知恵がありました。
何事もほどほどでお願いしたいものです。
駆け抜けた春
2025-04-14
今年の春はあっという間に過ぎたように感じます。
まわりの植物の様子がそう感じさせるのでしょうか。
水仙の花がなかなか咲かないな、と思っていたらようやく3月半ばに咲き、4月に梅が咲いたと思ったらつくしが一斉に顔を出し、桜が満開になった!と思ったら台風のような雨風が昨日あって、今週は25℃を超え日があるかも。
さあ、もうすぐそこまで夏が来ている???
政治も経済も気象も今までは変わらないものだと思い込んでいたけれど、これからは何事も変わってゆくものだと思った方がよさそうです。
三寒四温
2025-03-17
三寒四温とはよく言ったもので、この時期暖かさと寒さが交互にやってきて、いつしか春本番ということなのでしょう。キャンディーズの歌がラジオから流れたりすると、3月を意識します。しかし、最低気温や最高気温が1日で7℃以上乱高下すると体にはこたえますね。年かな?そういえば白髪も増えたしな。
さて、今週の長浜は先週の土曜から続く寒の戻りといったところですが、道端ではスイセンが(例年よりも少し遅いかな?)きれいに咲き、桜のつぼみは少しずつふくらんできています。また、この時期の風物詩、スギ花粉もたくさん飛び出しているようです。
来月にはこの春高校を卒業した新入社員が入ってきてくれます。社会人として期待と不安いっぱいの新人が活躍できるよう、しっかりバックアップしたいと思います。
環境問題 《理解者来たれ!》
2025-03-11
弊社は琵琶湖まで道一本はさんだところにあるので、琵琶湖対岸に沈む夕日が見える景観がとても良いです。一方、自然豊かであるがゆえに虫が多く、油などの流出があってはいけない立地です。滋賀県は琵琶湖を大切にしており、昨日は環境に関する研修会がありました。そこで「サーキュラーエコノミー」という言葉を教えていただきました。大雑把に言えば循環型の社会構造を踏まえた事業展開をするようにとのことだと思います。我々は蒲鉾を作っていますので、できるだけ資源を無駄なく使うことが大切です。たとえばかまぼこの端の部分や残った練り肉などを今は廃棄していますが、再生した商品においしく再生することができます。ただ、問題はコストです。再生してもそれなりにコストがかかるので、買い手がついていないので事業として今は成り立たないため、仕方なく廃棄(豚さんにたべてもらっています)しています。サーキュラーエコノミーに共感したユーザーの方、お弁当屋さんなどおられたらご連絡お待ちしています。絶対お役に立てると思います!
トレース訓練
2025-02-10
トレースって何かご存じですか。訳すと「追跡」です。食品製造の世界では、たとえばある最終商品についていつ、どの原材料を使って作ったかということを調べるようなことです。
万が一、製品回収というようなことが発生した場合、どの範囲のどの製品をどこにどれだけ送ったか、などがわからなければ回収のやりようもありません。ですので、ある程度の規模のメーカーは必ずそういう訓練をしています。
当社でも毎年訓練を実施しておりますが、毎度痛感するのは記録の大切さです。日々の記録の大切さをあらためて従業員に共有し、おいしくて安全なかまぼこを製造するプロとしてかまぼこの製造に携わっていきます。
鬼のかまぼこ
2025-02-07
先日の節分にうれしいお電話をいただきました。
会社で頼んだお弁当に入っているオニのかまぼこがかわいいので、孫に買って帰りたいのでどこに売っているのかかまぼこ屋さんに聞いてほしい、とお弁当屋さんがお客様に尋ねられたとのこと。残念ながら弊社は業務用専用のメーカーなので、一般販売はしていません(業務用スーパーなどには一部おいていただいています)ので、お買い求めいただけませんでしたが、普段ユーザーの声を聴く機会が少ないので、孫を思う優しさに触れ、大変うれしいことでした。すべてのかまぼこをそう思っていただけるようにおいしいものを作り続けたいと思います。
節分
2025-02-03
立春、立夏、立秋、立冬の前日を節分と言います。季節を分ける日ということです。つまり今日から「春」になったということです。旧暦のほうが季節に合っているようにも感じますが、旧暦(太陰暦)では1年が354日しかないので3年もしたら1か月うるう月を作って13か月で1年を過ごしていたようです。月の満ち欠けで日々を過ごすのも趣がある一方、きちんと調整がされていました。当時の科学?もすごいです。
1月が「行き」ました。逃げる2月、今週予想される大寒波を越せば春が見えるのか?鬼(病気や災い)をやっつけた勢いで春に向かいたいものです。
北米の2025年スケソウタラ漁Aシーズンが始まりました。漁模様は順調なようですが、昨年に続き今年もすり身の値上がりが予想されており、かまぼこ屋さんには厳しい状況となりそうです。大手メーカーは春からの値上げを発表しています。量目変更で対応もあるようです。当社は…検討中です。
一つだけ決まっていること、それは品質を落とさないこと。
いいものを使っていいものを作る、ここだけは譲れません。
年明けました
2025-01-17
あらためまして、今年もよろしくお願いします。
年末は運送便の乱れもなく、お客様に無事に蒲鉾をお届けできました。お味のほどはいかがだったでしょうか。
さて、今年はかまぼこ屋にとってどういう年になるのか、展望してみましょう。
主原料のすり身は主に世界で最も品質の良いとされる北米産のものを使っています。すり身は年に2回値決めがあるといわれています。1回目が4月ごろになりますが、すでに値上げの情報がささやかれており、やばいです。来週のトランプ大統領就任で為替がどうなるのか、原材料を輸入品で賄う食品メーカーの大きな注目です。大手メーカーは3月からの値上げをされるようですが、我らのような小さい会社はなかなか難しいですが品質は守り抜く所存です。やっぱりおいしくなくっちゃね!
また、世界ではここ何年も戦争が繰り広げられています。地球の温暖化を見れば、戦争しているどころではないのに、なぜそれがわからないのでしょう。今年は各地の戦争が終わるよう祈ります。気候変動で魚がいなくなったらうちの商売はできなくなりますし。
しかし、今年はまだほとんど雪が降っていません。まさか、このまま春、夏と暑くなるのか、少しビビってきています。とにかくみんなによい年になりますように。
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